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食品香料(フレーバー)

美味しいものを美味しく感じられるのは、香りが大きな役目を背負っています

 フレーバーを調香する人を「フレーバリスト」といい、食品を構成する科学的物質を割り出し、天然の香りを再現する目的で食品香料を創り出します。フレーバーの調香の基本は、天然の食品の香りの正確な再現です。香りを微妙に調合することで、新鮮さ、高級感、果実の持つ熟成された香り・・・といったイメージを食品に付け加えることができます。
 その原料となる香料には3000種類ともいわれる天然香料や、合成香料があり、「フレーバリスト」は、それぞれの特徴を把握し、緻密なバランスで商品イメージに合う香料を配合します。機械分析、解析データによる科学的な裏付けを踏まえながら、実物以上に魅力的な風味表現をすることも求められます。
 さまざまな食品の素材や特徴、香りを把握し、お客様のニーズや流行に合わせて再現する能力は、長い時間の訓練と忍耐を必要とします。食品成分表示には簡単に「香料」と記されているだけですが、その向こうには、奥深い世界が広がっているのです。

 食品研究室では試作室を設けており、そこではフレーバリストが日々調製したフレーバーを実際に飴、ゼリー、クッキー、スポンジケーキ、冷菓などに添加して試作します。そして良い評価が得られたフレーバーを見本としてお客様に提供しています。
 それは、単にイチゴの香り、チョコレートの香りを創るだけでなく、実際に‘美味しい香りを’提供する為の大切な取り組みなのです。

フレーバー アプリケーション